空中建築展「モノは語る」Ibuki

テーマ「残す・遺す」
昭和14年築、3代続く印刷工場を改修し4代目により「印刷所」の名を残して
2018年文化複合施設として始まった鶴身印刷所にて、空中建築展を開催します。
「印刷所」の名を残して複合施設として生まれ変わった鶴身印刷所。
空中建築の下に広がる砂漠に残された「足跡」。
何を残し・遺し、その先に生まれるモノが何なのか。
本展示を通して、その「何」を見つけていきます。

空中建築展
「モノは語る」
2025.3.7(fri)-9(sun).14(fri)-16(sun).21(fri).23(sun)
(22日(sat)を除く金土日の8日間)
場所:鶴身印刷所
〒536-0015 大阪府大阪市城東区新喜多1丁目4−18
時間:12:00〜17:00(最終日16:00まで)
会期イベントについて
石版印刷体験と、最終日の3月23日に朗読イベントを開催します。
石版印刷体験は空中建築のデザインを木の板に石版印刷しキーホルダーを作ります。
朗読イベントは「残す・遺す」をテーマにした物語を朗読家たんぽぽが朗読します。
朗読イベント「モノは語る」
2025.3.23(sun)
開場:17:30
開演:18:00-19:00
入場料(事前予約分):3,000円 / 当日席:3,500円
朗読:朗読家 たんぽぽ
drink:comecoLABO
「残す・遺す」をテーマに空中建築の朗読イベントを開催します。
「印刷所」の名を残して複合施設として生まれ変わった鶴身印刷所。空中建築の下に広がる砂漠に残された「足跡」
作品を通して何を残していきたいのかを物語にしました。
残されたモノは「物」なのか、「者」なのか、何なのか…
朗読家たんぽぽが、朗読します。
当日席も若干数、ご用意しております。

古き手仕事 「石版印刷体験」
会期中全日
時間:12:00〜17:00(最終日16:00まで)
参加費:800円
所要時間:15分
(ご予約不要)
[石版印刷体験について]
小さな木の板に空中建築のデザインを石版で印刷します。
その後、金具をつけてキーホルダーに仕上げます。

作家 Ibuki
空中建築の制作者。
赤と黒のペンを使用し「設計図のような絵画」を制作するドローイングアーティスト、立体造形家。
「線から面へ、そして立体へ」の言葉を元に一本の棒を繋げるスタイルで作品を制作。そのうち「難しいはシンプル」の考えを形にした作品が「空中建築」である。
ー空中建築は、「地上が砂漠になり、人や動植物が住めなくなったため空中に都市を造った」の冒頭から始まる「住」をテーマとしたSF立体作品。木棒と麻紐で作られた、高さ約1600mm、重さ約10 kgほどの移動型立体作品。現在は、場所によって作品の見え方がどう変わるかを探索している。